茶華道部が季節のお茶会を開催しました

伝統の美を学び、心を通わせるひととき

　本校茶華道部は先日、江戸千家の流儀に基づくお茶会を開催しました。

　今回は特に部員である生徒と教員を対象とし、お点前（茶の準備と点て方）に焦点を当てた内容で、

　茶道の基本的な技術と精神を深く味わう機会となりました。

【　お点前に込めた心。参加者と共有した特別な時間　】

　お茶会の場では、生徒たちが日頃の練習の成果を発揮し、一つひとつの動作に心を込めてお点前を行いました。

　茶室には静寂と和やかな空気が漂い、参加者一人ひとりが茶道の本質に触れるひとときを過ごしました。

　参加した教員からは、「一碗のお茶に込められた生徒たちの心が伝わってきて、とても感動しました」

　という感想をいただき、茶道の持つ深い魅力を改めて感じる機会となりました。

【　茶華道部の活動：幅広い伝統文化を学ぶ　】

　茶華道部の活動は、お点前やお運び（お茶を運ぶ作法）の練習に加え、浴衣の着付け指導など、

　幅広い伝統文化を学ぶことに力を入れています。

　生徒たちは、茶道を通じて礼儀や心のあり方を学びつつ、和装の美しさや立ち居振る舞いも身につけています。

　特に浴衣の着付けでは、生徒たちが互いに助け合いながら、着付けの技術を磨く姿が印象的です。

【　生徒の成長を感じたひととき　】

　今回のお茶会は、普段の活動の一環として行われましたが、生徒たちは真剣な表情でお手前に取り組み、

　その成長ぶりを教員たちにも披露しました。

　「緊張しながらも、心を落ち着けてお茶を点てることができた」

　「失敗もあったが、仲間と一緒に学びながら改善できた」

　という生徒たちの声からも、今回の経験が大きな学びの場となったことがうかがえます。

【　文化祭への期待を胸に　】

　お茶会は、生徒たちが自分自身の成長を感じるとともに、教員との交流を深める貴重な機会でもありました。

　普段は見ることのない生徒たちの真剣な姿に、教員の皆様も新たな発見があったようです。

　　「生徒たちの集中力と丁寧さに感銘を受けた」

　　「茶道を通じて、普段の授業では感じられない生徒たちの一面を見ることができた」との声も寄せられました。

【　皆さんと茶道の美しさや奥深さを…　】

　今月28・29日に行われる文化祭では、茶室でのお茶会はもちろん、

　カフェテリアにおいて冷たいお抹茶の提供も予定しています。

　今回のお茶会で得た経験をもとに、より多くの方々と茶道の美しさや奥深さを共有することはもちろん、

　カジュアルにお抹茶を楽しんでいただく機会を共有できることを楽しみにしています。

　皆様のご来場を心よりお待ちしておりますので、どうぞご期待ください。