【校外学習】中学3年生(幼児とのふれあい体験)
先週、「技術・家庭」の校外授業の一環として
近隣の幼稚園と保育園にて保育実習を実施しました。
中学3年生「技術・家庭」家庭分野では、「家族と家庭生活」「衣食住の生活」「消費生活と環境」の3つの観点から学んでいます。
この3つの分野は相互に関連していますので、内容に応じて柔軟に横断しています。
一学期は、「家族・家庭生活」の中で箸の持ち方や和食のマナーを学びました。マナーについての学習は、今後も続ける予定です。
その後は、「幼児の生活」について学んでいます。その中で、座学からの発展学習として「幼児とふれあってみよう」という実習を行いました。
事前に、保育人形を使って赤ちゃんの体重や身長などを体感しながら、幼児の体の発達・幼児の心の発達・生活習慣・生活の特徴などを学んでいました。
幼児とふれあうことができる貴重な機会ということで、生徒たちもワクワクしながらの授業となりました。
それぞれが名札も制作して臨みました。
実際に幼児とふれあうことで、生徒自身が感じたことや気がついたこともたくさんありました。
事後学習
1,〇〇歳児と触れ合ってみて(身長・重さ・肌・におい・手指の様子)
2,言葉の様子、気持ちや態度の様子
3,かかわりを持てた幼児の様子
4,保育者(先生)の幼児への対応
5,実習を終えて感じたこと・考えたこと(複数回答)
〇ういず吉祥寺第一保育園 14名
・四歳児クラスだったが、みんなが話しかけてくれてうれしく思った
・五歳児のコミュニケーションの能力の高さに驚いた、年下のクラス子がどんな言葉を話すのか、様子も気になった
・ちいさくてかわいかった4名
・楽しかった・また行きたい8名
・一生懸命 話しかけてくれた。肯定すると喜んで、さらにアピールしてくれた
・思っていたより、できることが多くて感心した。
・自分は幼稚園だったので、保育園の様子がわかって勉強になった
・椅子取りゲームでは「早く負けてよ」とお願いされた。かわいらしく感じた。
・お願いするときには「約束ね!」と確認していた。
・身長、肌の様子などの特徴が私たちとは異なっていた
・おもちゃで他の子の頭を叩いた子に「ごめんねして」と注意をしたら、ちゃんと「ごめんね」と言えていた。
・一人が「きゃーっ」と言ったら、ほかのこどもも次々に「きゃーっ」と言い始めて伝染していった。
・三歳児がこんなに言葉を話せることに驚いた。
・三歳児でも、できること、できないことに個人差があることを、先生に教えていただいた。
・最初は不安だったが、こどもから話しかけてくれて、ありがたかった。
・ずっと動き回っていた。常に元気だった。
・すぐに私たちを受け入れてくれて、うれしかった。
・一歳児はまだ、言葉が少ししか話せなかったが、「一語文」をたくさん使っていることも分かった。
・きょうだいがいないので、この機会に年下の小さい子とふれあうことができてよかった。肌のぷにぷに具合など実際にみることができた。
〇すみれ幼稚園 7名
・ひらがなが読めてびっくりした
・難しい言葉を知っている子がいてびっくりした。
・自分で身の回りことを行っていた 自立までもう少しであった
・最初は馴染めなかったが、幼児から手をつないできてくれたり、話しかけてきてくれた。
・アピールが強かった2名
・また、行きたい・もっと遊びたかった4名
・トイレや手洗い場などの施設が小さかった
・かわいかった4名
・抱き付いてきたり、膝に乗ってきたりしてくれた
・こどもによって得意なこと、好きなことが違っていた。
・小さかった
・ひらがなを読めていたり、元気に話しをしていたり、走っている姿を見て、うれしい気持ちになった。
・先生方がやさしく対応してくださったので、緊張がほどけて臨めた
座学だけでなく、実際に園児と触れ合ったことで多くの学びを得ることができました。
今後も、生徒たちが様々なことを経験できるよう授業で取り組んでいきます。