「吉祥寺50周年ジオラマ作成イベント」に本校生徒が参加!50年前の吉祥寺に触れて何を学ぶ??
藤村女子から徒歩3分。
本校から徒歩2、3分程の距離に位置する、東急百貨店吉祥寺店が開店50周年を記念して特別なイベントを開催しました。
このイベントは、同店がオープンした昭和49年当時の吉祥寺の懐かしい街並みを1/220スケールのジオラマで再現するというものです。
この歴史的なプロジェクトに、本校生徒120名以上がボランティアとして参加しました。
そこで今回は、生徒達の様子とこのボランティアで学んだことを発信いたします。
▼今回のジオラマイベントの詳細はこちら
PR TIMES『東急百貨店吉祥寺店開店50周年記念「みんなで作ろう!昭和49年の吉祥寺のジオラマイベント」~見て作って学べる・楽しいSDGs~』
(事前の打ち合わせをする生徒達)
地域との繋がりと藤村の歴史を実感
東急百貨店を中心に、駅や本校をはじめ、周辺の施設を把握し、その上で建物をサイズ感を調整する作業を行いました。
作業を通して、今ではもう無い施設や、今も健在している施設を知ることができました。
本校と東急百貨店は、徒歩わずか2、3分の距離に位置し、お互いに吉祥寺の地で長い歴史を共に歩んできた存在です。
吉祥寺にて92年の歴史を持つ本校ですが、何度か校舎の修繕やリニューアルがされています。
今回のジオラマ作成では、当時の藤村の校舎を忠実に再現している為、現校舎との違いを学ぶこともできました。
過去の吉祥寺の街並みを再現することで、これまでの本校の歴史を知ることができた他に、東急百貨店をはじめ、吉祥寺がどのように変わってきたのか生徒達が知る良い機会になりました。
(当時の吉祥寺駅の様子。これをベースにジオラマ作成しています。)
作品の完成とラジオ取材
東急2階テラスで作られていた作品は、10月16日からは東急百貨店の9階レストランフロアで展示され多くの来場者に見てもらうことができました。
また、10月16日は、東急百貨店吉祥寺店の50周年記念ラジオ取材も行われ、本校の生徒がボランティア代表として出演しました。
インタビューを受けた生徒は、
・「生まれるずっと前の吉祥寺を知ることができて感慨深かった」
・「細かい作業が多く、最初は大変だったが、徐々に形になっていくジオラマが楽しかった」
(中央線の造形から装飾をする様子。非常に細かい作業でした。)
参加した生徒達は、昭和49年当時の情景を形作りながら、達成感とともに、チームワークの大切さの学ぶこともできました。
完成したジオラマは、吉祥寺駅北口側の姿が忠実に再現されています。
当日ご覧いただいた地元の方からは「当時の吉祥寺の風景を見て、懐かしさとともに地域の発展を感じた」と仰っていました。
生徒達がボランティア活動に参加することで、自分自身の視野を広げる新しい挑戦になったと思います。
こういった活動を通して、生徒達の自己成長や人格の形成に繋がっていくと感じます。
廃材を素材としたSDGsなジオラマ制作
今回のジオラマ作成の特徴は、廃材を素材として再利用した、SDGsが挙げられます。
例えば、ジオラマ用の街路樹はペットボトルの蓋で作られています。
(画像の木々がペットボトル材から作成され、一本一本手作りになっています。)
単に組み立てて終わり、ということではなく、廃材から素材を作り、街を作り出すとという非常にユニークな取り組みでした。
今回のボランティアのきっかけに生徒達が普段過ごしている吉祥寺の街を更に理解し、誇りに思えたように見えました。
学校内だけでは学べない環境を提供してあげることも学校の取り組みの一つです。
これからも挑戦し続ける生徒、ユニークな取り組みを発信していきます。
本校の生徒が講師になってジオラマ制作の体験を行います!
11月30日に、むさしのエコreゾートにてワークショップを開催します。
ジオラマ制作のスタッフの方々や本校生徒が講師になり、ジオラマ素材の作成体験を行います。
生徒達が経験した、作業の細かさやモノ作りの楽しさを是非皆さんも味わってみてください。
※ワークショップ詳細はこちら→週刊きちじょうじONELINE