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全校生徒対象の芸術鑑賞会 〜劇団員の熱意に触れて何を感じるか〜

お知らせ スクールライフ

全校生徒対象の芸術鑑賞会
〜劇団員の熱意に触れて何を感じるか〜

先日、藤村女子中学・高等学校では芸術鑑賞会を行いました!

今回はその様子をお伝えさせていただきます♩

 

−芸術鑑賞会とは何か??

「本物に触れる」経験を通して感性を豊かにし、様々な芸術に関心を持って欲しいという思い。

ミュージカルや演劇、バレエ、歌舞伎など年によって異なるジャンルの芸術を設定しています。

−今年は宝塚!

東京宝塚劇場(東京千代田区)にて星組公演を観てきました。

📽️喜劇 『記憶にございません!』―トップ・シークレット―
三谷幸喜脚本・監督により 2019 年に上映され、大ヒットを記録した映画。

最低の支持率を叩き出した総理大臣・黒田啓介が、記憶を無くしたことで巻き起こす騒動を描いた政界コメディを宝塚歌劇で舞台化した作品。

📽️ダンス『Tiara Azul –Destino-』
アルゼンチンのグアレグアイチュで行われるカルナバルを舞台に繰り広げる、パッショナブルなレビュー作品。

−芸術鑑賞会の目的

芸術鑑賞会は、生徒の感性を豊かにし、芸術を身近に感じる貴重な機会です。

プロのパフォーマンスを生で観ることで、出演者たちの熱量や魅力を直接体感し、知らなかった芸術にも出会うことができます。

これにより、新しい価値観を学び、自身の視野を広げることに繋がります。

また、芸術の楽しさを知ることで、日々の生活に彩りを加え、心を豊かにしてくれます。

−大迫力の宝塚を観て生徒は何を思う

劇中のキャラクターたちの葛藤や成長の様子は、自分自身の在り方や他者との関係性について考えさせられるものがありました。

元々悪者側だった主人公が記憶喪失を機に変わっていく様子は、生徒たちにとっても大きな印象を与えたようです。

鑑賞後の感想シートでは、生徒たちはそれぞれの感じたことや考えたことを記入してくれていました。

ある生徒は「政治の話は難しいと思っていたけれど、笑いを通じて親しみやすく感じた」と感想を述べ、また別の生徒は「宝塚のパフォーマンスは初めてでしたが、歌もダンスも凄かった、出演している人たちの本気が伝わってきた」と記入していました。

−宝塚ならではの価値観

さらに、宝塚の舞台を通じて文化の多様性に触れることもできました。

宝塚歌劇団には性別の枠を超えた表現があり、その独自性は時代を超えて多くの人々に感銘を与えています。

生徒たちは、そのような異なる文化表現に接することで、自らの感性や価値観を広げることができたのではないかと思います。

総じて、この芸術鑑賞会は生徒たちにとって貴重な学びの機会でした。

多様な視点を養うための芸術鑑賞は、教室の中だけでは得られない学びを提供してくれるものです。

今後もこのような機会を大切にし、学生たちが豊かな感受性と創造力を育める場を提供し続けたいと思います。

−最後に、宝塚のご担当者にお聞きしました

舞台というものは、映像とは異なり、演者と観客が一体となって創り上げる特別な体験です。

そういった演者の熱意やエネルギーを、子どもたちには是非直接感じてほしいと考えています。

しかし、親御さんが舞台や芸術に興味を持っている、周りに舞台を楽しむ人がいるという家庭でない限りは、子どもたちが宝塚の舞台に触れることは少ないかもしれません。

チケットの価格も安くはなくですし、そういった環境にない家庭にとって、演劇や舞台等を楽しむ機会は限られがちです。

だからこそ、学校が芸術鑑賞の機会を提供してくれることは、とても恵まれたことだと思います。

こうした経験は、子どもたちの感性を豊かにし、成長を促す貴重な機会となるでしょう。

宝塚の舞台は、演者たちが一生懸命に稽古を重ねて作り上げた作品です。その情熱や熱量を感じ取ってもらい、観客の心に何らかの響くものがあれば、とても嬉しく思います。

 


最後までご覧いただきありがとうございます

これからも授業や授業の様子等のトピックを発信いたします。

 

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