文化服装学院との教育連携について
〜専門性と個性を活かす学びの場へ〜

学校法人井之頭学園 藤村女子中学・高等学校(東京都武蔵野市、以下「藤村女子」)と、学校法人文化学園 文化服装学院(東京都渋谷区、以下「文化服装学院」)が、教育連携を発表いたしました。

文化服装学院は、世界で活躍する数多くの著名デザイナーやファッションクリエイターを輩出してきた、日本を代表する服飾専門教育機関です。時代を牽引するファッションの最前線に立つ人材育成を行っており、その実績と教育内容は国内外で高い評価を受けています。

今回の教育連携は、本校の生徒に対して服飾やデザインに関する進路の選択肢を広げるとともに、「好き」や「得意」を将来のキャリアに繋げる支援を目的としています。また、文化服装学院との協働により、専門性の高い学びや実践的なプログラムを導入し、生徒一人ひとりの創造力と表現力をさらに伸ばしていきたいと考えています。

高橋理事長(藤村女子)

「激しく変化する社会の中で、画一的な進路選択ではなく、生徒一人ひとりの個性や“好き”を起点にした学びが、今後ますます重要になります。文化服装学院との連携を通じて、服飾やアート分野に強い関心を持つ生徒にとって、将来の可能性を広げる大きな一歩になると考えています。教育の質と進路支援の両輪で、これからの時代にふさわしい進学・キャリア教育を実現していきます。」

相原学院長(文化服装学院)

「文化服装学院には、4年制大学を卒業した後に『やっぱりファッションを学びたい』と入学してくる学生もいれば、医学部に進学したにもかかわらず、『本当にやりたいことは服飾だった』と再出発を決意する学生もいます。それだけ“好き”という気持ちは人を動かし、その人の人生を切り拓く原動力になります。若いうちから“好き”を起点に人生設計ができることは、大きな可能性につながります。藤村女子の生徒の皆さんには、この連携を通じて、自分の好きを信じて進んでほしいと願っています。」

文化服装学院のエントランスには学生の作品が展示されている。

藤村女子の取り組み

生徒の10年先、20年先のキャリアを見据えた、多彩なコンテンツを続々と接続中です。
激しく変化する社会の中で、生徒たちがよりよく自分らしく生きることができるようなスキルセットや職業の選択肢を与えることを目的に、藤村女子では学校改革を行っております。
その核となるのが、「英語」「デジタル」「アート」を共通言語とし、当たり前に使いこなせること。
自分の考えや想いを世界に発信するツールとなる「英語力」、
情報技術を駆使した課題解決や創造活動を支える「デジタル活用力」、
生成AIの時代において0→1の創造力を養う「アート思考」、
これら3つをこれからの時代を豊かに生き抜くための必須スキルとし、生徒たちの可能性を広げていきます。

(藤村女子の学校改革情報はこちら:https://fujimura.ed.jp/unlock/)