すなわち教育とは、
他人の知識の注入ではなく
その人の個性の発展である。
創立者藤村トヨ
建学の精神
心身ともに健全にして
知・徳・体を兼ね備えた
個性豊かな女子の育成にある
藤村トヨは、本学園の創立者というだけでなく、
わが国における女子体育のパイオニアであり、女子教育近代化の先駆となった女性です。
トヨ先生の教育観は知育偏重を避け、教育は他人の知識の注入ではなくその人の個性の発展である、と考えたことから、
本校の建学の精神を「心身ともに健全にして 知・徳・体を兼ね備えた 個性豊かな女子の育成にある」としました。

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本物の学力を身に付ける、
多様性を下支えする学び。小学校時代、勉強にあまり興味を持てなかった子にとって、小学校での画一的な勉強は、つまらないものだったかもしれません。私たちは、学校の勉強=学力ではないと考えます。生きるために役立つ本物の学力は、生徒自らの自発的な学びによってこそ、身に付きます。私たちは、6年間かけて自発的な学びを段階的にレベルアップしていきます。 -
「探究の、その先へ」。
非認知スキルを伸ばす
教科横断・体験型授業。探究学習が、日本の教育カリキュラムに組み入れられるようになって久しいですが、本当の探究学習ができる学び舎は、今の日本にいったいどれだけあるでしょうか?私たちは、「探究」という名の固定概念に惑わされたくはありません。学習指導要項にあるような形骸化した探究学習ではなく、非認知スキルを伸ばす教科横断・体験型授業を提供します。 -
「腰伸ばせ、即、腹の力」。心身を健全に育成する。
本学園の創立者であり日本の女子体育教育の祖である藤村トヨは、学問だけに邁進して体調を崩した自らの経験を元に、心身は共に磨いてこそ健全であることを日本で最初に明文化した、女子体育教師です。学力テストで数値化できる「認知能力」に加えて「非認知能力」が注目される今、藤村トヨが提言した心身を健全に育成する本学の建学以来の精神は、健康で幸せに生きる力を育成する源として、脈々と生き続けています。 -
英語&ICTは、
ツールに過ぎない。英語&ICTのスキルは、もはや、電話やテレビのように当たり前の道具です。それができるから優位性があるのではなく、ツールとして使いこなせる人になってほしい。こうした考えから、本学の教育カリキュラムでは、英語&ICTは独立した授業だけではなく、あくまでもツールとして使いこなすことを目指します。今、世界レベルで求められるのは、英語&ICTをツールとして使いこなした上で、「個性を活かして何をしたいか」を自ら考え実行していく力だからです。 -
世界に誇るコンテンツの街、吉祥寺を学びの場として。
10代の子どもたちにとって、学校は、社会との接点でもあります。学びを通して社会を知り、大人たちと接することで、世の中への道筋を見つけていきます。本学は、創立以来、吉祥寺の街と共に歩んできました。卒業生の壁画プロジェクトなど、地域のみなさんに支えていただく活動も少なくありません。私たちが目指すのは、社会に開かれた学校です。井の頭恩賜公園 -
「個性を輝かせる」ために、すべての職員が輝く。
人の成長は、出会いと機会です。特に、10代の頃は誰と出会うかが重要です。であれば、学び舎は、数年で異動する先生ではなく、ひとつの志の元に集った「熱量ある先生」、そして「尊敬できる大人」が6年間ずっといてくれることが大切ではないでしょうか。出会った人が、人生を築く。子どもたちの「個性を輝かせるために」、本学では、職員全員が輝くための労働環境を整え、常に改善していきます。